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農学新時代 生物資源ゲノム解析センター 新領域の創出へ

東京農業大学生物資源ゲノム解析センターは、文部科学省の平成20年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業として採択された「革新的ゲノム解析情報を用いた生物資源ゲノム解析と農学新領域の創出」プロジェクトの一環として、東京農業大学の全学組織として新設されました。生物資源ゲノム解析センターには、イルミナ社のゲノム解析装置が設置され、装置のオペレーターならびに情報解析や個別テーマの研究に関わる研究員が常勤スタッフとして活動しています。5年間のプロジェクトの成果をもとに、あらたに平成25年度より「生命科学と情報科学の融合による農学研究の拠点形成」をテーマとしたプロジェクトが採択され、本学におけるゲノム研究の中核として機能しています。
さらに、本センターは平成25年度より共同利用・共同研究拠点「生物資源ゲノム解析拠点」として文部科学省より認定をうけました。本拠点は、学外の専門家を含む運営委員会のもと、次世代シーケンサーをもちいた農学分野を中心とする新しい研究領域の開拓をめざし、広く学外の研究者が本センターを利用し、共同研究を推進することを目的としています。そして、1期目の実績をもとに、平成31年度より、本拠点事業も2期目に入りました。

近年では、次世代シーケンサーを使用した解析も多様化しています。ゲノムシーケンス、RNA-seq、ChIP-seq、repli-seq、TSS-seq、メチローム、メタゲノム解析など、またリシーケンスやde novo解析など様々です。当センターでは、これらの解析に対応するためイルミナ社のシーケンサーを所有し、高い汎用性を伴うNextSeq 1000、NextSeq 500、リード長に優位があるMiSeqとそれぞれの特徴を生かし使用しています。また、これらの装置から得られるデータ解析のためのサーバー群として、総メモリ容量 約5TB、総ディスク容量 約1PBのシステムを運用しています。

シーケンサーの紹介

新着情報

2024. 6.28
生物資源ゲノム解析拠点の2024年度(後期)共同研究課題公募を開始しました。(締切2024年8月21日)詳細

2024. 6.17
7月11日開催の第1回NGRCセミナー2024の参加申込受付を開始しました。詳細

2024. 5. 8
生物資源ゲノム解析拠点 研究報告会を2024年9月6日(金)に開催いたします。詳細

2024. 3.24
当センター研究員、輿石らによる研究成果、日本で飼育されているエミューの系統解析を行った論文がScientific Reportsに掲載されました。詳細

2024. 1.16
岡山大学・前川教授らとの共同研究。コムギの休眠に関わる遺伝子機能を明らかにした論文がEuphyticaに掲載されました。詳細

2023.12.12
岩手大学・福田教授らとの共同研究。ヒト由来の変異体CDK4、サイクリンD1、およびTERTの発現を介してミンククジラの筋肉由来の初代細胞から不死化細胞を樹立した論文がAdvanced biologyに掲載されました。詳細

2023.12.11
生物資源ゲノム解析拠点の2024年度(前期)共同研究課題公募を開始しました。(締切2024年1月22日)詳細

2023. 7.13
生物資源ゲノム解析拠点の2023年度(後期)共同研究課題公募を開始しました。(締切2023年8月22日)詳細

2023. 6.26
東京大学・土松隆志教授らとの共同研究。ヒメミカヅキモのゲノムサイズが株間で異なる要因を明らかにした論文がGenome Biology and Evolutionに掲載されました。詳細

2023. 5.18
京都大学・岩上哲史助教らとの共同研究。タイヌビエから広範囲に除草剤耐性をもたらすP450遺伝子の特徴付けに成功した論文がPlant Physiologyに掲載されました。詳細

2023. 3.15
奈良県立医科大学・小林久人准教授らとの共同研究。ラット特異的かつ胎盤特異的なインプリント遺伝子が複数同定し、特に胎盤において種間多様性に富んでいることを明らかにした論文がGenome Biologyに掲載されました。詳細

2023. 3. 9
山梨大学・榎助教らとの共同研究。ブドウ由来のCYP90D1がブラシノステロイド生合成を制御し、栄養生長を高める役割を持つことを明らかにした論文がPlant Physiology and Biochemistryに掲載されました。詳細

2023. 2.27
アグリゲノミクス勉強会を2023年3月2日(事前参加申込は開催直前まで)に開催します。詳細

2023. 2.10
本学 生物資源開発学科 三井裕樹教授らの研究成果。ダイコンの抽だいに関連する遺伝子を明らかにした論文がAoB PLANTSに掲載されました。詳細

2023. 2. 9
当センターが主催するNGRCセミナー2022を開催します。第5回は、2023年2月17日(事前参加申込2023月2月15日まで)です。詳細

2023. 1.10
当センターが主催するNGRCセミナー2022を開催します。第4回は、2023年1月19日(事前参加申込2023月1月17日まで)です。詳細

2022.12. 6
生物資源ゲノム解析拠点の2023年度(前期)共同研究課題公募を開始しました。(締切2023年1月23日)詳細

2022.12. 2
当センターが主催するNGRCセミナー2022を開催します。第3回は、2022年12月16日(事前参加申込2022月12月14日まで)です。詳細

2022.11.29
北海道大学大学・黒岩麻里教授らとの共同研究。Sry遺伝子をもたないアマミトゲネズミでは、オス特異的なSox9遺伝子の転写制御を獲得することで性染色体の転換が起きていることを明らかにした論文が米国科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences: PNAS)に掲載されました。詳細

2022.11.11
生物資源ゲノム解析拠点(文部科学省「特色ある共同利用・共同研究拠点」)の2期目の活動について、中間評価を受けS評価を頂きました。詳細

2022.10.21
当センターが主催するNGRCセミナー2022を開催します。第2回は、2022年11月4日(事前参加申込2022月11月2日まで)です。詳細

2022.10.18
東京大学・井澤教授らとの共同研究。「日本のモウソウチクの由来に関する解析」が日本育種学会 第142回講演会において、優秀発表賞を受賞しました。詳細

2022.10.12
当センターが主催するNGRCセミナー2022を開催します。第1回は、2022年10月28日(事前参加申込2022月10月26日まで)です。詳細

2022. 9.22
山梨大学・榎助教らとの共同研究。ブドウ樹内マイクロフローラについて、品種、栽培地域、成育ステージを対象に比較した論文がScientific Reportsに掲載されました。詳細

2022. 9. 6
本学 バイオサイエンス学科 小川英彦教授らの研究成果。Cdx2遺伝子がマウス胚盤胞における壁栄養外胚葉の分化と機能制御に関わっていることを明らかにした論文がFrontiers in Cell and Developmental Biologyに掲載されました。詳細

2022. 7.14
生物資源ゲノム解析拠点の2022年度(後期)共同研究課題公募を開始しました。(締切2022年8月23日)詳細

2022. 6.24
本学 バイオサイエンス学科 太治輝昭教授らの研究成果。シロイヌナズナの浸透圧耐性に重要な役割を果たす遺伝子を明らかにした論文がfrontiers in Plant Scienceに掲載されました。詳細

2022. 6.13
東京大学・菊池教授および細谷助教らとの共同研究。トラフグの性決定領域を特徴付けることに成功した論文が米国科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences: PNAS)に掲載されました。詳細

2022. 5.14
東北大学・経塚教授らとの共同研究。穂の発達に関わる調節因子を直接的に制御する転写因子を明らかにした論文がPlant Physiologyに掲載されました。詳細

2022. 4.28
本学 動物科学科 岩田尚孝教授らの研究成果。ウシ卵管液中のmiR-17-5pは胚発生に及ぼす影響を調査した論文がMolecular and Cellular Endocrinologyに掲載されました。詳細

2022. 4. 8
東京大学、生理学研究所、奈良県立医科大学を中心とした研究チームによる研究成果。試験管内配偶子再構築系をラットで初めて確立し、不妊ラットへの移植実験による精子誘導及び産仔に成功した論文がScienceに掲載されました。詳細

Illumina NextSeq 1000
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